ISO9001とは
ISO9001規格の趣旨は「顧客ニーズをとらえた経営者の明確な方針と目標の下に、組織の全ての階層が、責任・権限や業務方法を体系的に明文化したシステムに従って行動し、経営者がこれを定期的に見直すこと」となります。
この考え方はあらゆる産業分野に適用可能で、審査登録の取得と継続的改善の努力は、組織のマネジメントの質そのものも向上させるとの認識が生まれつつあります。マネジメントの透明性と一貫性を確保し、それにより外部からの信頼を高めていこうとする考え方は、地球環境の保全を目的とするISO14000シリーズにも共通しています。

ISO9000シリーズに基づく透明性の高い品質システムを確立し、その継続的改善を図っていくことは、業種や分野を問わず、従来のアプローチに新たな角度から光を当て、次への飛躍のステップになります。また、ますますグローバル化しボーダレス化する今日の国際経済環境の中で、21世紀の発展を目指す企業にとって、品質マネジメントシステムの審査登録は、もはや経営戦略上の必須アイテムとなりつつあります。
ISO9001の歴史
ISO9000シリーズは、国際貿易の円滑化を目指し、世界共通の品質保証モデルとして、1987年にISO(国際標準化機構)により制定されました。そして、数年の内にほとんどの国々の国家規格として採用され、世界中に普及することになりました。
この規格に基づく品質システムの審査登録は、1993年の市場統合を目指した欧州諸国においてまず始まりました。統一市場における製品の自由流通の為には、製造者の品質システムや製品の適合性について、共通の方式や基準による評価が不可欠でした。ISO9000シリーズによる品質システムの審査登録は、このための重要な手段の一つとして位置づけられたのです。
今日では、ISO9000シリーズの審査登録は、商取引上の便宜といった当初の目的を超えて、さらに組織の業務の継続的改善のツールとして重要な意義を持ちつつあります。
ISO9001を導入するメリットとは...
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購入者と供給者との取引契約を円滑にする
企業間の取引契約も、品質マネジメントシステムの確立によって信頼関係が強化され、円滑に進みます。
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企業内の責任・権限を明確にする
企業内における責任・権限がより一層明確になり、合理的で迅速な業務の遂行が可能となります。
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登録証やロゴマークにより、広く顧客から信頼感を得る
企業の品質マネジメントシステムが確立された証として、登録証と登録ロゴマークが付与され、これらを公表することにより、潜在的な顧客からも広く信頼感を得ることができます。
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自社の品質マネジメントシステムの継続的改善が促進される
明確になったマネジメントシステムにより、外部環境の変化に伴った改善が可能になります。また、内部監査及び外部監査を通じて、改善のための気づきを得ることができます。
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国際的な競争力向上・信頼感強化の手段として活用できる
国際規格に基づく審査登録であることから、海外に向けても企業の品質マネジメントシステムを強くアピールすることができ、企業の国際戦略の一つとして活用することができます。
