自社で算定したGHGの信頼性を高めたいお客様へ
地球温暖化による異常気象の影響が深刻化する中、各国はGHG削減に向けた国際協力を強化し、企業にもカーボンニュートラルへの積極的な対応を求めています。エネルギー市場の不安定化や環境規制の強化に伴い、GHG排出量の正確な把握と第三者検証は、環境対策だけでなく各企業にとっても戦略的課題となっています。信頼性の高いデータは、炭素税や取引市場拡大への対応、サプライチェーン全体の排出管理、持続可能な経営の実現に不可欠です。透明性のあるデータの収集及び開示を通して、各企業は競争力を強化し、持続可能な未来への道を築くことが求められています。
このような状況の中、当センターは、30年以上にわたり培ってきたマネジメントシステム認証の専門性を活かした第三者GHG排出量検証サービスを開始し、この度GXリーグ*¹の登録検証機関として登録されました。
母体である特別民間法人高圧ガス保安協会(KHK)が持つ公正かつ高い専門性、そして優れた調査力を基盤とした迅速かつ的確な業務運営の実践により、お客様の環境対応の信頼性向上に貢献します。
今後も、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを支援し、お客様の環境戦略の強化をサポートして参ります。
検証サービスの流れ
*¹ GXリーグ: 2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、経済産業省が設立した枠組みです。GHG排出量の多い業界を中心に、多くの企業が参画し、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進。企業、研究機関、政府が連携し、市場創造を通じて脱炭素社会の実現を加速しています。
GXリーグについて: https://gx-league.go.jp/about/
GXリーグ登録検証機関: https://gx-league.go.jp/rules/verification/registered-verification-body/